Raspberry Pi 3にUbuntuを入れて運用していたSDカードのクローン作業中に、予想外のトラブルに遭遇しました。
コピー先のSDカードを認識しない、容量エラーが発生する、USBカードリーダーが同時に認識されないなど、久しぶりにいわゆる「SDカードの相性問題」に直面しました。
トラブルの概要
- Raspberry Pi 3でSDカードコピー先が認識できない
- カードリーダー2台を同時に接続すると識別エラーが発生
- 新しいSDカードはexFAT形式で、Piでは標準サポートされていなかった
- 最終的にLinux PCで
ddコマンドを使用してイメージ作成と書き戻しを実行
解決までに行ったこと
Linux PCを使い、元のSDカードを丸ごとバックアップ。その後、イメージサイズが合わない問題をpishrink で解決しつつ、新しいカードへの書き戻しまで成功。Raspberry Piは問題なく起動し、データや設定も完全に復元できました。
今回のポイント
- SDカードやUSBカードリーダーの相性問題は今でも起こり得る
- 同一チップのカードリーダー2台同時接続はPi 3では不安定なことがある
- PiではexFATフォーマットのカードはそのまま使えない場合がある
ddコマンドは強力だが、デバイス指定のミスに注意が必要
詳細な技術メモはこちら
以下のQiita記事で、使用コマンドや復旧方法の詳細をまとめています。
実際に同じ問題に直面した際の参考になるかもしれません。