無線マイコンの ToCoStick(トコスティック)をRaspberry Piで使ってみました。前回の記事でブレッドボードが親機でToCoStickが子機という設定でとりあえずということで通信が出来るかどうかまで試しました。以下の画像のような構成です。
ToCoStickはUSBに接続すると自動で認識されました。FT232 USB-Serialのドライバがありました。
Raspberry Piで通信データを確認します。まず以下でCUをインストールします。
$ sudo apt-get install cu
ToCoStickがUSBに接続されている状態で以下のようにデバイスファイル名を確認します。ここではttyUSB0でした。
$ ls /dev/ttyUSB*
以下のようにcuを起動します。接続されました。115200は数字を間違えないように注意します。(※私のことです。)
$ cu -s 115200 -l /dev/ttyUSB0
この状態でブレッドボードの方で電源を供給すると通信データを見ることが出来ました。ToCoStick側のプログラムは初期状態のままです。
ブレッドボードの方のタクトスイッチに反応して値が変化しました。
とりあえず接続出来たところまでですが、以上のように確認出来ました。次回はAndroidスマホで試してみました。
メーカのサイト
超簡単!無線マイコンTWE-Lite DIP(トワイライト・ディップ)
ToCoStick(トコスティック)
関連書籍
導入時はまずはこの書籍を見ながら操作しました。
あと、以下はRaspberry Pi2の発売前に出た本ですが、今回のTWE-Lite DIPをRaspberry Piで使う記事やその他Raspberry Piのいろいろな活用方法が書かれています。
最後に電子工作がテーマのマンガのハルロックです。