株式会社インデペンデンスシステムズ横浜

システム開発エンジニアの西田五郎が運営しております。Raspberry Pi や Arduino その他新規開発案件のご依頼をお待ちしております。

Raspberry Pi

Raspberry Pi Imager でSDカード書き込み時にWifiやSSH接続を設定する方法

投稿日:2021年5月10日 更新日:

Raspberry Pi Imager のV1.6からは、Raspberry Pi ImagerのOSや書き込み先を選択する画面からオプションでWifiやSSH接続が設定出来るようになっていました。

以下が今現在のオプション設定画面です。

Raspberry Pi のヘッドレスの設定方法として以下を書きましたが、この時にはこのオプション機能を知らなかったのです。仕方がないので今から書きます。
Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(2021年5月版 その1)
Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(2021年5月版 その2)
Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(2021年5月版 その3)

Raspberry PiとPCその他の環境
まずここでの環境は以下です。
Raspberry Pi4 メモリ4G版
micro SDカード32Gとアダプター
ACアダプター(充分な電力が供給できるものでRaspberry Pi4の場合は USB Type C)
ノートPC Windows10 Pro(SDカードスロット内蔵タイプか、なければ外付けSDカードリーダー・ライターを用意する)
(自分用の)Wifi環境または有線LAN環境

オプション画面の起動方法
Raspberry Pi Imager がインストール出来て起動出来るところまで完了している前提です。必要な場合は私が書いた以下のページ等を参照して下さい。
Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(2021年5月版 その1)全体概要からSDカードの作成まで

まずRaspberry Pi Imagerを起動します。以下のような画面になります。ここでのRaspberry Pi Imagerは、v1.6.1です。

ここで、Ctrl + Shift + x キーを同時に押します。そうしますと、以下のようなオプション画面が表示されます。

WifiやSSH接続の初期設定方法
ここではRaspbrry Piのヘッドレス状態での初期設定に関係するWifiやSSH接続の初期設定方法についてです。

ホスト名とSSHの許可設定です。以下のようにホスト名とSSHの許可とpiユーザの設定をしました。

Wifiの設定です。以下のように設定しました。

locale も設定しました。キーボードは「Generic 105-key(Intl)」に設定しました。(このあたりは後でも設定出来ます。)

以上です。このように設定すれば、このSDカードを起動すれば、既に上記の設定が出来ているはずです。

設定が完了したら、OSと書き込み先のSDカードを選択してSDカードに書き込みます。ここでは、Raspberry Pi OS(32-bit)を書き込みました。

起動して確認する
書き込みが完了したSDカードで起動します。

Raspberry Piと同じネットワークからSSHでログインします。ここではTera Termを使いました。設定したホスト名で接続してみます。

設定したパスワードを入力します。

SSH接続出来ました。日本時間にもなっているようです。

Windows10ならデフォルトで .local のホスト名でアクセス出来るはずですが、もし出来なければ、IPアドレスでRaspberry Pi を探す方法もあります。以下で書きました。
Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(2021年5月版 その2)SSH接続とWifiの設定からログインまで

ここまで来れば自由自在かと思いますがいかがでしょうか。

以下ではWindowsなのでリモートデスクトップをインストールしてGUIを利用する方法も書きました。
Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(2021年5月版 その1)全体概要からSDカードの作成まで

(補足1 SDカードの内容を確認する)
今回のオプションを設定してSDカードへ書き込むと以下のようなファイルが生成されていました。これが起動時に実行されているのだろうと考えられます。

これで起動してシャットダウンした後に確認するとこれらのファイルは初期化されていました。おそらく以下のオプションが有効であるからという想像です。

(補足2 別のWifiへ接続する)
再度、Raspberry Pi Imager でまたオプションで別のWifiへの設定をして、SDカードを再作成すればいいと思います。但し、それではSDカードへの書き込み時間がかかります。

そうしますと、やはり以下で書いた別途wifiの設定をファイルで追加するという方法が有効かと思います。
Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(2021年5月版 その2)SSH接続とWifiの設定からログインまで

実際にwpa_supplicant.confを別のWifi設定にしてSDカードにコピーして起動してみました。問題なく別のWifi設定で接続出来ました。

今回の方法は便利ですが、wpa_supplicant.confで設定する方法も覚えておくといろいろと使えると思います。

今回は以上です。

AdSense

AdSense

-Raspberry Pi

執筆者:

関連記事

Raspberry PiでのNode.jsの導入(その1)インストールと動作確認

Node.jsとは、Node.js 日本ユーザグループのサイトから引用させて頂きますと、「Node.jsは高速でスケーラブルなネットワークアプリケーションを 簡単に構築するためにChrome の Ja …

Kivyでの画面遷移(Screen Managerの使い方)について

Raspberry Piの環境でKivyを使っています。今回は画面遷移についてです。その画面遷移のためにScreen Managerというwidgetを使ってみます。 今現在のRaspberry Pi …

Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(2021年5月版 その3)リモートデスクトップの導入から初期設定まで

今現在(2021年5月)の方法でRaspberry Piをヘッドレス(モニターとキーボードなしの状態)で導入する方法について書いています。前回まででSSH経由でログインするところまで書きました。今回で …

Raspberry PiでIoT(MQTTで遠隔操作編 その1)MQTTでの通信

Raspberry PiでIoTのMQTTで遠隔操作編のシリーズを始めます。実際に動作させてみるということを重点として進めます。ここでの遠隔操作は2台のRaspberry Pi間でインターネット経由の …

Node.jsでRaspberryPiのGPIOを使う(その1)デバイスドライバでLED

Node.jsでRaspberryPiのGPIOを使ってみます。今回はデバイスドライバを使ってLEDのONとOFFを操作します。以下のような簡単な回路でLEDを操作します。 準備、前提は以下です。 以 …