スポンサー広告
※ご注意:古い情報が含まれる場合があります

本サイトの記事には、過去の技術情報や設定手順が含まれています。現在の環境では動作しない可能性もありますので、ご利用の際はご注意ください。

AndroidでUSBシリアル通信(その2)ライブラリサンプルのArduinoスケッチ

IMG_0846AndroidでUSBシリアル通信の2回目です。前回はハードウェア構成、ソフトウェア構成等全体的な内容について書きました。今回はAndroidの通信相手となるArduinoのスケッチの動作確認を行ってみます。
とりえず通信が確認出来れば内容は何でもいいのですが、今回使用する以下のライブラリに付属しているスケッチを使ってみました。

usb-serial-for-android

(※2021年1月10日追記 現時点での最新版のライブラリについては以下で書きました。
AndroidでUSBシリアル通信(2021/01/09版)ライブラリ最新版での動作確認
2021年1月10日追記ここまで)

今現在ライブラリ全体は上記ページの右下部分のDownload Zipのリンクからダウンロード可能です。以下の赤枠です。
0001

このzipファイルを展開すると現時点で以下のファイル構成になります。
0004

この中の、arduinoフォルダにスケッチがあります。これをとりえず動作させてみます。ArduinoのIDEは既に導入済みとして進めます。(※以下からダウンロード可能です。)
Download the Arduino Software

arduinoフォルダのsketch_apr21aフォルダのスケッチファイル、sketch_apr21a.ino をAdruino IDEから開きます。
0005

Arduinoを接続してスケッチを書き込みます。
0006

0007

問題なく書き込みが完了すれば、Arduino IDEのツールメニューからシリアルモニタを起動します。

WS000008

右下のドロップダウンリストで通信速度を115200に設定します。そうしますと、以下のようにArduinoからの送信が確認出来ると思います。

0008

最終的にはこれをAndroidで受信して表示させるのが目標です。Android側も上記のライブラリのデバイスドライバとサンプルプログラムを使います。次回はその詳細についてです。