株式会社インデペンデンスシステムズ横浜

システム開発エンジニアの西田五郎が運営しております。新規開発案件のご依頼をお待ちしております。

*

Raspberry Pi 3でのコンソールケーブル利用と初期設定

      2017/05/24

Raspberry Pi 3 でコンソールケーブルを利用する方法と初期設定についてです。

以下のページ等で今までこのテーマについて書きました。
Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(その3)コンソールを使う
Raspberry PiのPL2303内蔵コンソールケーブルのWindows8.1の対応について

Raspberry Pi 3 になって今まで書いたようにコンソールケーブルが使えません。理由としては、BluetoothとUARTでピンが共有になっているということのようです。Raspberry Pi 3になって、Bluetoothが搭載され、そのBluetoothとUARTでピンが共有になりました。デフォルトでBluetoothが有効になっているのでそのままではUARTを使うコンソールケーブルが使えないということです。

それではどうするかというと、UARTの方を有効にして今までのようにコンソールケーブルを使います。この場合は、Bluetoothが使えなくなるのでそのことは意識して、もしBluetoothを使う場合はそちらの設定に戻すことが必要ということを覚えておきます。

ここから具体的な設定方法です。
raspbian-jessieの設定ファイルを修正します。

ここでは、Windows環境でraspbian-jessieのSDカードを作成したとして進めます。以下のようにSDカードのファイル一覧が確認出来ると思います。(※以下は最新のraspbian-jessieではありません。)

この中の以下のファイルをWindows上で編集します。(※それぞれバックアップを取っておいたほうがいいです。)
config.txt
cmdline.txt

改行コードがLinux仕様なので、Linux仕様の改行コードを認識出来るメモ帳以外のエディタを使用した方がいいです。

config.txt
以下をファイルの最後に追記します。

dtoverlay=pi3-miniuart-bt

cmdline.txt
以下のように書き換えます。

dwc_otg.lpm_enable=0 console=tty1 console=serial0,115200 root=/dev/mmcblk0p2 rootfstype=ext4 elevator=deadline fsck.repair=yes rootwait

以上の編集を完了したSDカードでRaspbery Pi 3を起動すると、以下で書いたようにコンソールケーブルが使えました。
Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(その3)コンソールを使う

また、コンソールケーブルにもいろいろと種類があります。ケーブルに内蔵されているチップが古いとWindows10では使用出来ない場合がありますので気を付けて下さい。
Raspberry PiのPL2303内蔵コンソールケーブルのWindows8.1の対応について

Raspberry Pi 3の初期設定について
Raspberry Piを起動すると、通常初期設定(raspi-config)を行うと思います。この際に、SSHの通信を許可するようにしておきます。そうしないとネットワークの設定をしてもSSHで通信出来ないです。

以下の手順で設定します。
7 Advanced Options へ進みます。

A4 SSH を選択します。

YESを選択します。

もちろん、他の必要な項目も設定します。これでネットワークの設定をすれば、SSHでコマンドが実行出来るようになります。(※必要な場合は以下等を参照して下さい。)
Raspberry Piでwifiに接続する
Raspberry PiでAvahi を使ってホスト名でアクセスする
Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(その1)SSHでのログインまで


 - Raspberry Pi

AdSense

AdSense

  関連記事

温度センサADT7410(その1)i2C通信とは

温度センサのADT7410を使ってみます。ADT7410はアナログ・デバイセズ社 …

Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する(その1)SSHでのログインまで

Raspberry Piをモニターとキーボードなしで導入する方法についてです。 …

Raspberry PiでIoT(温度・湿度・気圧データ編 その2)Webサーバ側構築とデータ送信

Raspberry PiでIoT 温度・湿度・気圧データ編の2回目です。前回はR …

Raspberry PiでIoT(MQTTで遠隔操作編 その4)Raspberry PiのGPIOとHeroku連動Pub編

Raspberry PiでIoT MQTTで遠隔操作編の4回目です。2台のRas …

Raspberry Piでも温度センサADT7310をつかってみる

以下の記事でArduino Unoで温度センサのADT7310を使ってみました。 …

Raspberry PiでのNode.jsの導入(その1)インストールと動作確認

Node.jsとは、Node.js 日本ユーザグループのサイトから引用させて頂き …

Raspberry PiでC言語版Lチカを試す(その1)デバイスドライバ利用

Raspberry PiでC言語を使ったLEDの点灯、消灯(いわいるLチカ)を試 …

Raspberry Piでタッチスクリーン付3.5インチTFTを使ってみた

Raspberry Piでタッチスクリーン付モニタを使ってみました。PiScre …

ASP.NET Web APIでデータ蓄積(その7)Raspbery Piからの温度データ蓄積

ASP.NET Web APIでデータ蓄積の7回目です。前回までで少なくとも温度 …

Raspberry Piでタッチアプリ開発(その4)ボタンとGPIOの連動

Raspberry Piでタッチアプリ開発の4回目です。前回作成したレイアウトと …