現時点(2014年8月)での直近の主な制御系システム開発実績についてです。
制御系システムといいましても幅広い分野が相当すると思います。私の場合は、WindowsアプリケーションでのTCP/IPでの通信制御システム、シリアル通信(RS232C)での機器制御システムの実績がメインです。Windowsアプリケーション以外ではスマートホン(iPhone版、Android版)での通信制御、マイコンでの機器制御も少しだけあります。
以下、公開可能な範囲での主な実績です。
・バイオテクノロジ(理化学系)関連での自動化システム開発
マイクロプレート搬送ロボットシステム
マイクロチューブピッキングシステム
超低温自動倉庫搬送ロボットシステム
CCDカメラ撮影システム
以上はいずれもWindowsアプリケーションでの開発です。開発言語は、Visual C#、Visual C++です。
(※ファームウェア系は担当しておりません。)
詳細については公開出来ないのですが、バイオ関連の研究所、製薬会社向けの実験業務における自動化がテーマです。あと自動倉庫に関しては自動入出庫、在庫管理がテーマです。
日本各地での納入作業、海外での納入作業(シンガポール)とイギリス、アメリカ教育受講があります。
以下は関連する技術情報です。
以下の画像は、I/Oモジュールの Gainer mini と人体検出赤外線センサのnapionをブレッドボード上に配線したものです。シリアル通信で人体検出の情報を取得出来ます。このようなセンサ利用のシステムの実績もあります。
Gainer miniについては旧サイトですが以下で書きました。
Gainer miniをC#でコントロール(その1)Gaine miniとは
動作の映像です。このブレッドボードをスイッチにして、動画を開始しています。人は映っていませんが、人を感知すると、緑色のLEDが点灯して動画を開始します。
・スマートホンでのマイコンボード通信アプリ
スマートホンでマイコンボードからRS232C経由で必要な情報を取得して管理するというアプリの開発依頼を請けて開発しました。iPhone版とAndroid版のそれぞれを開発しました。RS232C通信の他にデータベースの機能も作成しました。
AndroidのRS232C(シリアル通信)については以下から書きました。
AndroidでUSBシリアル通信(その1)ハードウェア・ソフトウェア構成等
iPhoneは、Redparkシリアルケーブルを使いました。こちらは、RedparkシリアルケーブルをiPhoneに接続した状態の画像です。これで、iPhoneでもシリアル通信が可能です。
このRedparkシリアルケーブルとSDKでロボットアームのMR999をコントロールするアプリを作ってみました。以下が動作の映像です。
このRedparkシリアルケーブルについては旧サイトですが以下から書きました。
iPhoneでRS232通信(その1)Redparkシリアルケーブル
以上が最近の主な制御系システムでの実績です。